こんにちは。東京都三鷹市上連雀の整体院「女性専用リラクゼーション治療院さくら」院長の吉原です。
昨日は定休日でしたので、勉強会に参加してきました!
中野で行われた勉強会の講師は天心正法訃幻流宗家の米澤浩先生。ガンや難病と言われる病気まで治してしまわれる凄い先生です!
今回の勉強会では、全身の血流を改善させる「らせん静」という手技について教えていただきました。手技自体は難しいものではないのですが、その効果は絶大で、先生が10秒ほどササッと触れるだけで猫背や巻き肩が改善されるのです!
これは是非とも身につけて帰らなければ……! と私も必死です。
そして私以外の参加者も必死だったようで、先生に何度も注意されました。
「みんな力の入れすぎ!!」と(笑)
勉強会のあいだ何度も言われたことは正にこれで、「力をいれないこと」こそが患者さんを治す最大の近道だということです。
人の体というのは常にバランスを取ろうとするので、強い力で押すような治療をすると必ず同じ力の分だけ患者さんの体から反発が起こります。例えばあなたが誰かに肩を強い力で押されたとき、同じ力で相手の手を押し返さなければあなたは倒れてしまいますよね。
力がぶつかり合えば、必ずどちらかが勝ってどちらかが負けます。そして、たいていの場合負けるのは患者さんの体の方です。
治療家の力に負けてしまった患者さんの体はどうなるかというと……加えられた力の分だけダメージを受けてしまいます。
なので、いかに力を入れず、患者さんに負担をかけず治療できるかが大事なのだと先生は仰いました。
そのための肝となるのは治療家の体の使い方。
今回一番勉強になったのはこれでした。
治療家の呼吸や姿勢ひとつで患者さんへの負担や治療効果が全く変わります。
これは体験してもらうしかないのですが、本当に全然違います。今日来院された患者さんの施術にさっそく取り入れてみましたが、今まで以上に優しい力で十分に効果が出ました! メンテナンスの患者さんがパソコンの使い過ぎで巻き肩ぎみになっていたのも1分もしないうちに筋肉がゆるゆるです!
改めて米澤先生の凄さを感じました!
力を入れない施術は患者さんの体にとてもやさしい治療法です。
体の不調や痛みでお悩みのあなたに、ぜひ体験していただきたいと思います。