三鷹の整体がおすすめする腰痛治療

2018/05/25
さくら

 おはようございます。三鷹市にある整体院「女性専用リラクゼーション治療院さくら」院長の吉原です。今回も腰痛についてです!

 

 前回、横隔膜を治療したら腰の痛みがなくなったという患者さんのお話をしました。

 せっかくなので、もう少しだけ横隔膜の話をしようと思います。

 

 

 

 横隔膜は肋骨の内側にぐるりとついているドーム型の筋肉です。肺や心臓の入っている胸腔と大腸や小腸の入っている腹腔を分けています。横隔膜から上(頭の方向)が胸腔で、横隔膜から下(足の方向)が腹腔になります。

 

 もしも、この横隔膜が硬くなったら人の体はどんな姿勢になると思いますか?

 

 

 文字だけだと少しわかりづらいかもしれないので、両方の脇腹の少し上にある肋骨の下部を両手でぐっと押さえてみてください。これが横隔膜が硬くなった状態です。

 この状態で胸を張って背中を伸ばしてみてください。

 

 ……ちょっと大変ですよね。

 

 

 そうなんです。横隔膜が硬くなると、背中が丸まってしまうのです!

 これはもちろん逆の事も言えるので、背中が丸まった姿勢をしている人、いわゆる猫背の人は横隔膜が硬くなっています。

 猫背の姿勢は背骨に大変な負担をかけるため、背中の筋肉はもちろん腰や肩の筋肉にまで影響を及ぼします。

 

 

 そして、呼吸筋である横隔膜が硬くなってしまうと、息を十分に吸ったり吐いたりすることが難しくなってきます。そのため、猫背の人や腰痛・肩こりの人は呼吸が浅くなります。

 

 

 あなたの呼吸は浅くなっていませんか?

 

 

 成人の正常呼吸回数は1分間に15~20回だと言われています。だいたい3~4秒で1回の割合ですね。これよりも呼吸のテンポが速い人は横隔膜が硬くなっている可能性があります。

 

 

 腰に痛みがあって、胸を張るのが難しい・呼吸が浅いという人は横隔膜の治療をすることをおススメします!