前回は、肩こりは揉むと悪化するという話をしました。
今回は「肩こりを放置すると引き起こされる怖い症状」についてお話します。
筋肉のコリというのは筋肉を使い続ければ必ず起こってきます。なので、肩こりを治療しても筋肉を使っていればそのうちまたコリが生じてきます。そのため定期的なメンテナンスが必要になるのですが、なかには「治療してもまた肩こりになるならお金を払ってまで治療しなくていい」と考える人も少なくありません。
しかし、肩こりを放置したままにすると様々な症状が引き起こされる場合があります。
①頭痛、めまい、呼吸の苦しさ、吐き気
肩こりがひどくなって頭痛がする、というのは経験したことがある人も多いのではないでしょうか。
肩や首の周りの筋肉が硬くなると、脳に行く血管を締め付けてしまって血行不良を引き起こします。そのため脳内の血流が低下して頭痛やめまい、さらにひどくなると呼吸が苦しくなったり吐き気を伴うようになってきます。
②不眠や便秘、精神的な不調
肩こりの人はだいたい首のコリも訴えます。首の後ろから頭の付け根にかけては、日中の活動時に働く交感神経やリラックスしているときに働く副交感神経という自律神経のバランスを整える部分が集中しているので、この部分が硬くなって正常に機能しなくなると更年期障害やうつ病のような慢性的なイライラや気分の落ち込みといった症状が出てくることがあります。
また、自律神経のバランスは睡眠や排便にも密接に関係しているので、不眠や便秘の原因になることもあります。
③白髪、抜け毛、薄毛
肩周辺や首の筋肉が硬くなると、脳だけでなく頭皮に行く血流も低下します。そうすると頭皮も硬くなり白髪が増える原因になったり、髪の毛の生育や維持に必要な栄養素が毛根へ行き渡らなくなって抜け毛や薄毛の原因になる可能性もあります。
肩こりの人で、これらの症状に心当たりがある人はいましたか?
体はつながっているので、肩のコリが全身の不調にも関わってきます。
たかが肩こり。されど肩こり。
これくらい、と放置せずに治療されることをお勧めします。